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身辺調査を受けるってホント?警察官と結婚に関する真相を大暴露!

警察官 結婚 身辺調査



 

警察官は非常に結婚率の高い職業です。

 

もし警察官になることができれば、これまでに彼女なんてできたことがない男子でも、将来的には「結婚は安泰!」とみてほぼ間違いありません。

(ほぼ、ですよ!クレームは受け付けません!)

 

でも、世間には良からぬ噂も流れています。

 

  • 警察官と結婚すると、離婚率が高い
  • 警察官と結婚する前には素性を調査される

 

たしかに警察官と「結婚」についてはいろいろなウワサが多いですよね

 

今回は、よその警察関係のサイトでは書いていない(書けない)、警察官の結婚について紹介していきましょう!

 

【 目次 】

 

 

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警察官の結婚率

 

警察官は、少々は婚期が遅れることがあったとしても、ほぼ確実に結婚できます。

 

残念ながら、結婚している警察官の割合なんて面白い統計資料は存在していません。

でも、私には統計よりも強い実体験という武器があります!

 

まず、私が所属していたある警察署の刑事課を例に挙げてみましょう。

 

一課、二課合わせて約40人の刑事課でしたが、独身の刑事はわずか3人!

しかも、その3人がみんな婚約者がいて、1年以内に結婚する予定でした。

つまり余りものはゼロ!です。(なんて失礼な表現でしょう)

 

さらに、そのうちの1人はなんと45歳!

すでに結婚が決まっているお相手は、なんと25歳で大手企業の受付をしている、マジでカワイイ女の子!

まさかの年齢差20歳カップルの誕生に沸いていました!

 

また、私は警察学校の同期が50人ほどいるんですが、卒業から15年経って結婚できていないのはわずか1人だけ。

つまり、結婚率は95%です。

 

素晴らしいじゃないですか!

警察官がいかに人気職であるかを物語っていますね

 

警察官は女性に人気があるのか?

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人の話を聞く分には、結婚のお相手が警察官ですって話は「いい人をみつけたじゃないの」って感じると思うんです。

 

でも、実際のところ、警察官が世の女性たちにとって結婚相手として人気があるのかはわからないんですよね。

 

そこで、全国でウエディングのプロデュースを展開しているアニヴェルセル(ANNIVERSAIRE)さんの調査結果に目を向けていきます。

 

この調査では、300人の未婚女性を対象に「結婚相手の理想の職業」を答えてもらっています。

 

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出典:ANNIVERSAIRE

 

輝く第1位は『公務員』で30.7%!

 

実に3人に1人は候補に挙げる圧倒的な強さでした。

 

うんうん、納得…

 

と、2位にサラリーマン、3位に医者、4位に弁護士…

 

ん??

 

10位に警察官だと!!

 

警察官?

……って、公務員って枠に入ってないんだwww

 

この調査だけかと思ったら、ほかの調査結果でも軒並み『公務員』と『警察官』は別枠。

 

公務員と警察官で、言ってしまえば公務員は大カテゴリで、警察官は中カテゴリじゃないのか?

たとえば3位の医者に、別の順位で『外科医』とか『歯科医』があったりするようなもんじゃないか!

 

ここでいう公務員って、役所とかにお勤めの人を指すんですね。

そういえば、消防士や教師(私立もあるけど)も公務員なのに別枠。

公務員の種別でいえば、事務職、公安職、教職などに分けられて給与体系も違うんですけど、雇用の大元は基本的に地方自治体だから、同じ会社の社員って言ってもいい存在のはず…

 

まあ、大した問題ではないけど、警察官が世の女性たちにそこそこの人気があることには間違いない、ということだけは確認できました。

 

警察官と結婚するときは「身辺調査」を受ける?

 

ある警察官が結婚を決めたとします。

 

すると、まずは直属の上司にこれを報告します。

「いまお付き合いしている彼女と結婚しようと思うのですが…」

おお!めでたい!

まずは課長に報告しよう!

 

こうなって、上司とともに所属課の長に報告します。

すると、課長が「どこの誰だね?」と尋ねてきます。

 

「ふむふむ、◯川◯子さんね…」

 

ココがポイントです!

 

世間では「警察官と結婚すると、素性を調査される」なんて噂がありますよね。

でも、警察官としての回答はコレが正解です。

「警察官は公平中正であり、身分や門地を問うことはありません」

 

では、その『調査』という噂はガセなの?という話になりますが…

 

残念ながら本当です!結婚相手には秘密裡に調査がおこなわれます

 

警察社会では『身上把握』が非常に重んじられます。

つまり職員が家庭やプライベートではどんな境遇にあるのかを上司が把握することですね。

特段の問題がなければ何を言われることもありませんが、問題があれば組織として結婚を反対するというステキな体制が敷かれます。

ちょっとこわいね、それ…

 

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どんな内容だと結婚を反対されるのか?

 

警察官の結婚相手は調査を受ける。

これは残念ながら真実です。

とはいっても、これを現役の警察官に尋ねたり、警察庁公安委員会に尋ねたりしても、当たり前回答が返ってくるだけです。

時間のムダになるのでやめておきましょう。

最高裁問題にするなんてもってのほかです。

時間どころかお金のムダになります。

 

では、この調査ではどんなことが問題になるのかというと、概ね次のとおり。

  • 婚約者自身が犯罪の前歴者である
  • 婚約者の父母・兄弟姉妹などに刑事事件として係争中の人がいる
  • 近親者に暴力団関係者や破壊目的の組織と繋がりが深い人がいる

こんなところでしょうか。

 

宗教や身分なんてものは問題になりません。

だいたい、今から結婚しようという世代に『身分』だなんてお話はいくら警察でもナンセンスすぎます。

だから、お相手の家庭がどの宗教を信仰していようが、口にはなかなか出しづらいけど昔は被差別の対象の家庭だったとか、そんなことはノープロブレムです。

 

よく「おじさんが暴力団員なんだけど」とか「昔、自転車の2人乗りをしてたら窃盗自転車だったから家庭裁判所にまで行った」なんてことを気にする方もいますが、そんな小さなことまでとやかくは言われません。

 

もしそんな小さなことをとやかく言われても、無視して結構!

 

犯罪経歴があるのに警察官になった人もいるくらいですから、結婚のお相手にまでそこまでの清廉潔白は求められません。

「犯罪経歴があっても警察官になれる!」というちょっとよそでは読めない記事はこちらです。

 

www.keisatsu.work

 

上司の反対があると結婚しにくい雰囲気にはなりますが、結婚はあくまでも当事者同士のお話。

当の二人が良ければ少々のハードルは飛び越えてしまえばOKです!

 

実際に、私の同僚の中には

「入れ込んでいたスナックの女の子と、上司の反対を押し切って結婚した」

という人もいます。

その人、立派に県警本部の一線で活躍していますから、結婚の反対が昇任などには影響しないってことです。

 

 

ただし、お相手が中国人だった人は、強い反対を受けて、警察組織を去って行きました。

 

これは、外国人はダメ!ってことではありません。

中国が共産主義国であることに問題があったのです。

なぜ「この国はダメ!」といわれるのかは、実際に警察官になってから勉強してください

 

警察官になると旅行などで「行ってはいけない国」と規制されてしまう国もあります。

警察官と海外旅行のちょっと面白い関係について紹介した記事はコチラです。

 

www.keisatsu.work

 

 

警察官は離婚率も高い?

 

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これもまた世間でよく噂される「警察官は離婚率が高い」というお話。

 

これも統計なんて存在しないので経験談でしかありませんが、私が知っている限りで離婚したのは10年で2人くらいです。

 

厚生労働省の発表によると、平成29年の全国の離婚件数は21万2,262組。

全国でこれだけの離婚件数があると考えれば、身の回りで1組や2組くらい離婚していても当然でしょう。

むしろ、1組や2組くらいしか見ないのは「少ない」と評価できるはずです。

「警察官の離婚率が高い」ってイメージは刑事ドラマとかの影響でしょうね

 

「警察官との結婚」はパートナーへの最高のプレゼント!

 

今回は明るい気持ちと、ちょっと下っ腹がジワッと痛くなる気持ちの両方を味わう内容になってしまいましたね。

 

でも、いろいろと難しいことを考える必要はなく、警察官は結婚にあぶれることがない人気の職業であることに間違いはありません。

 

警察組織は、激務を支えるのは明るい家庭だと考えているので、家庭丸ごとをしっかりとした福利厚生で支えてくれます。

もし、警察官を目指している今現在にお付き合いしている相手がいるとすれば、警察官になって手厚い待遇を手に入れることが、人生における貴重なプレゼントとなるでしょう。